少しでも良くなって欲しいという思いとそれにはもっと知識や技術が必要だ、という考えから、休みの日には治療やトレーニングの勉強会に参加したりしました。

そして、学生時代の恩師や先輩、同期、後輩にアドバイスをもらう為に全国各地に足を運びました。

ある日、患者さんの症状が良くなり、笑顔になっていく姿を見た時にふと幼少期の記憶が蘇ってきました。

僕は、小さい頃からおばあちゃんの肩たたきが大好きで、お小遣いが欲しいわけではなく、ただおばあちゃんが「気持ちええわ、ありがとうな」と言ってくれるのが嬉しくたまりませんでした。

おばあちゃんに会うと、いつも肩たたきをしていました。

それを思い出した時に、僕がセラピストを目指したルーツはそこにあるんだと強く感じました。

自分の行動や言葉で誰かが笑顔になる、そこに僕は幸せや喜びを感じることを再認識できと時に、会社という誰かに決められたルールで過ごすことに物足りなさを感じました。

「もっと沢山の人の笑顔を見たい」という想いや、手段や方法などの型にはまらない治療を通じて自分を表現したいという決意をしました。

そして、2019年2月に姫路に桐月接骨院/KIRI-Labをオープンしました。